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横浜にある中学校で職業講話を行いました

2019年10月1日

様々な職業がある中で

総合学習の一環として毎年お伺いしている横浜市立舞岡中学校の職業講話で、トリマーとして講話を行いました。
職業講話とは、学校のキャリア教育のひとつとして行われるもので、さまざまな職業の方の話を聴くことにより、生徒たちに働く事に対する意欲や関心を持たせ、仕事の大切さや将来就きたい職業、自分たちの進路について考えてもらうことが目的です。

今回はトリマーという職業に興味がある中学1年生役40名に、この仕事の魅力ややりがい等のお話をしてきました。

今回の職業講話では、青山ケンネルスクールのトリマーだけではなく、
舞台監督、TV制作、IT関係、旅行会社、化粧品開発、スポーツ会社、金融関係、エンジニアなど様々な職業の方が集まり、講話を行いました。
犬を扱う職業の為、集まった生徒たちは女性が多いかと思いきや、以外にも男性も半々といった感じ。
今は、トリマーは女性がやる仕事、といったイメージを持たれる方が多いと思いますが、男性のトリマーも増えてきています。
意外にも犬を飼っているという方は少なく、飼っていない、という割合のほうが多かったですが、現在青山ケンネルスクールに通われている生徒さんの中にも、犬は飼ったことがないけど、犬が好きなのでトリマーになりたい。という方は非常に多いのです。

今回集まってくれた生徒に、なぜトリマーという職業に興味があるのか?
と質問した所、ほとんどの方が「犬が好きだから」「楽しそうだから」といった理由でした。
「犬が好き」「楽しそう」というきっかけでトリマーという職に興味を持ち、ケンネルスクールに通われている生徒さんも多くいらっしゃいます。

また、反対に「犬を飼ったことがない」「まさか自分がトリマーになるなんて」という方もいらっしゃいます。

私は犬が好きというより、技術職に興味があり、美しいオシャレなものを作り上げたいという気持ちからトリマーになりました。

トリマーとは、その仕事の魅力とは

犬のシャンプーをしたり、爪を切ったり、ハサミでカットしたり、犬のお手入れ全般をするトリマー。
お客様からお預かりした犬をトリミングして、
飼い主さんが、自分の愛犬がキレイに、可愛く、カッコよくなったのを見て、喜んでくれる。トリマーという仕事のやりがいの一つです。しかしトリマーに求められているのは、トリミング技術だけではありません。言葉が通じない相手と、コミュニケーションを取りながらトリミングを進めていくこと。これは、簡単なようで簡単ではありません。これを培うにはたくさんの犬のトリミングをして、たくさんの犬に触れること、犬のことを理解すること。また犬のプロとして、お客様からの相談に的確なアドバイスが出来るようでなくてはいけません。そのためには、トリミングの技術以外にも色々なことを学ぶ必要があるのです。
「楽しいこと、好きなことを仕事にする。」これは生きていく中で自分の中の達成感になります。また、長く続けられる職になると思います。

楽しめる仕事を

トリマーという職業に多くの生徒が興味を抱いてくれていて嬉しく思います。それだけトリマーは飼い主さんと近しい犬の専門家であることを実感しています。
トリマーは大変やりがいのある仕事です。
犬が好きだから、トリマーになりたい。その気持だけで十分です。
今回の職業講話がきっかけで、将来はトリマーになる!という人が出てきてくれると、大変嬉しく思います。職業講話を通じて仕事に対しての関心が高まり、これから様々な職業を知っていく中で、将来の仕事を選択していくきっかけになってくれたら良いなと思っています。

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