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愛犬との生活の楽しみ方を伝えるのもトリマーのお仕事です

2019年6月26日

愛犬と楽しむ夏休み

夫婦

愛犬は飼い主さんと過ごすのが楽しい

愛犬は遠くへ行くことやテーマパークが楽しいのではなく大好きな飼い主と一緒に過ごせるのが楽しいのです。犬は本来、群れで生活をしている生き物です。家族一緒の行動はとても嬉しいのです。飼い主も愛犬と共に行動し過ごすことは人だけのおでかけでは経験できない豊かな時間です。初めての場所や知らない人がいても大好きな飼い主がいれば心強く感じより一層、愛犬との絆は深まることでしょう。

多頭

車好きな犬にしよう

愛犬連れの旅では車での移動が多くなると思います。普段から車に慣れさせておくことが大切です。車に乗れば良いことがあると犬に覚えてもらうことから始めましょう。遠くの公園に行ったり、車に乗るたびにご褒美を与えたりと『車=楽しい出来事』を関連づけしましょう。また車の中で休むことにも慣れさせましょう。飼い主が仮眠をとったりくつろぐ様子を見せたり使い慣れたベッドなどを用意しておくとリラックスすることができます。車内での熱中症には注意してください。駐車中の車に愛犬を残しておくことは避けなければいけません。クーラーをかけていても直接風があたっていたり、長時間同じ方向から太陽光があたり続けて体温が上昇したりなど注意が必要です。

子供

キャンプはアウトドア生活体験のチャンス

2011年に起きた東日本大震災や2016年に起きた熊本地震は記憶に残っていると思います。テントでの避難生活をしている方がたくさんいました。災害時はペットの同行避難が原則ですが、避難所などに避難してもどこでも愛犬と一緒に居られるわけではありません。テントなら他の方を気にすることなく愛犬と過ごすことができます。プライベートな空間なので、飼い主にも愛犬にとってもストレスの軽減になります。災害時に備え、キャンプでアウトドア生活を体験し楽しんでみてはいかがでしょうか。夏場は標高の高いところの涼しいキャンプ場を選んだり、日陰を必ず探しましょう。

ダックス

マナーを守り楽しいおでかけをしましょう

基本的なしつけやマナーができていれば旅行や毎日の生活もより楽しく過ごせることでしょう。家庭でのマナーで一番重要なのはトイレトレーニングではないでしょうか。ところ構わず粗相をしてしまわないように家族として迎え入れた日からトレーニングをしましょう。排泄のたびにコマンド(言葉の合図)をつけ褒めてあげることで場所が変わってもできるようになります。公共の場ではマナーベルトやパンツを履かせましょう。ハウスで寝られるようにしておくことも大事です。自宅でもクレート(ハウス)に入って寝る習慣があれば旅先にハウスを持参すればどこへ行っても安心して休むことができます。災害時にも役立ちます。呼び戻しもできると良いです。ドックランなどではたくさんの犬がいます。犬同士の事故があるかもしれません。呼んだら飼い主の元へくるようにしつけましょう。またリードが外れた場合など慌てずに呼び戻しをすれば事故は防ぐことができます。犬好きばかりとは限りません。ノーリードはやめましょう。愛犬を守るのは飼い主です。初めての場所や知らない人との交流で不安や緊張から突然走り出してしまうかもしれません。必ずリードは外さないようにしましょう。青山ケンネルスクールでは全てのコースにしつけ学の講義があります。トリマーの仕事はトリミングだけではありません。犬との暮らしは豊かで楽しいものです。しつけを通して愛犬と飼い主がより快適に暮らし、愛犬との生活の楽しみ方を伝えるアドバイザーでもあります。

テント

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