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自分が笑顔になれる仕事、トリマーとの出会い

現在集中制ビジネス科に通われている磯貝芽久美さんにお話を伺いました。

磯貝さんは、社会人になってから約10年もの間、美容師をされていました。

もともと接客も好きで、自分が提案したスタイルを気に入ってもらえたり、お客様はママさんが多かったので、お手入れしやすい髪型を喜んでもらえることにやりがいを感じていました。

ですが、妊娠をきっかけにカラー剤のアレルギーになってしまい、美容師のお仕事は辞めることになりました。

トリマーが不足している現状

黒豆くん1歳 きなこくん6歳 そらまめくん9ヶ月

次の仕事を探していたとき、友人から近所の動物病院の求人を教えてもらい勤めることなりました。

加えて近所のペットショップでも働くことになり、そこでトリマーが足りていない現状を知ります。

またそこで爪切りなど簡単なお手入れをしたり、自宅の愛犬 ミックスのきなこくんとチワワのくろまめくんを見よう見まねでトリミングしている内に、トリマーという仕事を本業にしてみたいと思うようになりました。

学校を探すにあたっては、年齢的に2年制は厳しいと思い、1年以内で卒業できる当スクールに通うことに決めました。

トリマーの仕事とは

スクールに入ってみると、トリマーの方が大変だと感じたそうです。トリマーの仕事は、「カットが難しいのではないか」と感じる人がいるかもしれませんが、実際は、動くワンちゃんをいかに安全に、スムーズにトリミングするかの方が難しいです。

可愛くしてあげることも必要ですが、生き物ですので、負担を少なくするため、なるべく手早く終わらせることが大切です。

もちろんそのためにも、カットの技術を身につけて、手早く可愛く仕上げてあげる必要があります。

磯貝さんは、美容師としての経験と技術を生かし、コツを掴んでからは、カットがとても上手になられました。

現在磯貝さんは、スクールに通いながらトリミングサロンで働いています。

そのサロンは、とても働きやすい環境のため、卒業後もそちらで働かれる予定です。

自分がやりたい仕事とは

最後にこんなエピソードを伺うことができました。

磯貝さんは、美容師時代に、同じサロンで働いていた先輩に誘われて、その先輩が立ち上げたサロンに勤めていました。

先輩とは公私ともに仲が良く、よくご自宅にお邪魔して先輩のわんちゃんとも仲良しだったそうです。

しかしその方は、がんを患われて、40代という若さでお亡くなりました。

磯貝さんが美容師を辞める時、その先輩から「レジ打ちはするなよ」と言われたそうです。

その意味は、今まで磯貝さんが20年培ってきた経験や技術を捨てないでほしいという思いがあったのかもしれません。自分とともに働いてきて、美容師として楽しそうに働く磯貝さんの姿を、ずっと間近で見ていた方だからこその言葉だったのかもしれません。

スクールでトリミングをしている磯貝さんの姿は、生き生きとして楽しそうです。

「今トリマーの仕事をしてること、きっと先輩も喜んでるんじゃないですかね。」

磯貝さんは、笑顔で話してくださいました。

この先も、その笑顔でたくさんワンちゃんと飼い主様に向き合っている姿が目に浮かびます。

これからもスクールはその姿を応援します。

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