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愛犬の為に転職!姉と開業を目指します

本日は集中制トリミング科に通われている太田さんにお話を伺いました。

Aテストを目前に控え、現在オールシザーを特訓中の太田さん。お家ではご家族でダックスフンド2匹、猫1匹、そして太田さんがメインで飼われている兎2羽がいて、とても賑やかだそうです。

【トリマーを目指した経緯を教えてください。】

元々アニメが好きで、大学ではアニメーションを専攻し、アニメの制作会社に就職しました。そこでは監督や演出とやり取りをする「制作進行」という仕事をしていましたが、あまりの多忙な毎日にストレスを感じていました。特に忙しい期間は始発で出勤し、終電で帰るなど、お家のペット達にもなかなか会えない日々が続きます。さらに、ちょうどその時期お家には16歳のシニア犬がいたので、この生活が続けばこの子が亡くなる時に立ち会えないかもしれないと不安がありました。そんな思いから退職を決意し、事務のお仕事と前職の業務委託を掛け持ちする生活をすることになります。話は変わりますが、姉が動物看護師をしているおり、将来ペットシッターもやりたいと度々口にしていました。そこで私がトリマーの資格を取れば一緒に将来2人でお店ができるのでは?さらにはペット達とも一緒にいる時間が増える!と考えました。それが最初のきっかけです。

16歳のシニア犬

【ケンネルスクールを選んだ理由は?】


トリマーになろうと決めてからは行動が早かったです。すぐに検索し、1番上に出てきたケンネルスクールの資料請求をしました。初めから二年制の専門学校は10代の子の中に入るのに不安があった為考えていませんでした。このスクールに決めたのは、雰囲気が良さそうだったこと、幅広い年齢が居るとブログに書いてあったこと、短期で技術を磨くことだけに集中できることです。説明会もすぐに予約して参加しましたが、ブログで書いていた通り、幅広い年齢の方がいて安心して決めることができました。

【入学直前に起こった大きな出来事とは】


トリマーを目指した最初のきっかけは先程お話しした通りなのですが、シニアの愛犬のお手入れをしてあげたいというのも実は理由としてあります。高齢が理由でサロンで断られることがあり、動物看護師の姉が爪切りなどお手入れをしてくれていました。この子のお手入れをしてあげたいので資格を取ろうと思ったのですが、説明会後あとは入学願書を送るだけという時に亡くなってしまいました。この子の為に頑張ろうと思っていた矢先の出来事で、本当に出来るのだろうか?と入学を悩みましたが、優柔不断で悩みがちの性格をよく知る母が「今決めないとサポートしてあげないよ」と厳しくも背中を押す一言をかけてくれたので覚悟を決めました。

【実際に入学して感じたこと】


ギャップは特になく、説明会通りで色んな年代の人がいて安心しました。入りたての頃は爪切りがとにかく苦手でした。学校でもコツを聞き、家でも姉に聞き、たくさんのペット達にも練習に付き合ってもらい上達しました。練習あるのみと感じます。分からないことは積極的に聞いていましたが、前は聞いても理解できていなかったことが、今は凄く理解できるようなりました。特に犬の気持ちがちゃんとわかるようになったなと実感しています。卒業が近づいた今はブローが課題になっています。

【今後の目標とどんなトリマーになりたいか教えてください】


まずはサロンに就職し、実務経験を積み10年以内に姉と開業を目指します。
そして、犬の気持ちをよく理解できるトリマーになりたいです。断られがちなシニア犬も積極的に受け入れられるお店にしたいので、姉の知識と私の技術で実現できるように、まずはスキルアップを頑張ります!

ありがとうございました。自分が何が分からないのかを的確に把握し、事細かに質問してくれる太田さんはスキルアップも早いはずです!お姉さんと素敵なお店を開いてください。応援しています!

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