ブログ

卒業生通信・・・FROM イタリアPart4

開業のために、イタリアのトリミングを学びたいと思いました

主人の故郷、イタリアでトリミングサロンを開業するために日本在住中からいろいろ準備をしてきました。夫はトレーナーの勉強を私は、トリマーになるために休日を使いケンネルスクール(旧青山ケンネルスクール)で勉強しました。(詳しくはPart1)https://kennel-school.jp/blog/2022/09/30/卒業生通信・・・from-イタリアpart1/

日本の技術は大変高いと世界でも評判ですが、国々での文化の違いがあるようにトリミング事情も違うはずと思い、昨年の5月ローマ市内で評判の高いトリミングサロンのトリマー育成コースに通学をはじめました。
トレナーである主人は、本格的にカットを習うのは初めてです。
私もイタリアのトリミング方法を知るために、初心に返って一緒に学んでいます。
通学をしてイタリアと日本のトリミング事情の違いを痛感しました。(詳しくはPart2、3)https://kennel-school.jp/blog/2022/10/14/卒業生通信・・・from-イタリアpart2/

https://kennel-school.jp/blog/2022/10/28/卒業生通信・・・from-イタリアpart3/

「Overline Academy」の講義室

イタリアで入学したトリミングスクール

私たちが入学したスクールは、イタリアローマにあるとても人気の高い、立派なトリミングサトリミングサロンに併設されている学校部門のトリミングコース「Overline Academy」で勉強しています。
サロンの名前は「トエレッタトゥーラ・モデルナ」と発音します。
「Toelettatura」はイタリア語でトリミングのことで、「Moderna」はモダンです。

とても素敵なトリミングサロン

入口にある校長先生の看板

実技は、このサロンで働いているプロのトリマー6〜7人に教わりながら、サロンに来るお客様の犬を生徒もトリミングし、学びます。ケンネルスクールのような、生徒のためのモデル犬はいないです。現場で直接学んでいる状況なので、毛玉の状況などからも初めは本当に2時間から3時間で仕上げるは大変でした。

お店までのアプローチにも

プロのトリマーのためのコース

プロのトリマーのための4日間のブラッシュアップコースもあります。
日本からも参加可能だそうです。
保護犬なみの、毛玉だらけで、汚れた犬をトリミングしたい方には
大変良い経験になるとおもいます。
日本でプロトリマーの方でも毎日、こんな毛玉だらけの汚れた犬をトリミングしている人はそうそういないと思うので、こちらに来たら戸惑うのではと思いますが、是非いらしてください。

ご主人と2人、トリマーコースで無事に卒業証書をいただきました。
校長先生と記念撮影

日本とイタリアの技術交換の架け橋に

こちらの校長先生もケンネルスクールと繊細な日本の技術に大変、興味があるようで、近い将来互いにスキル交換ができたら素晴らしいとですね
是非、架け橋になりたいです

こちらの校長先生ご夫妻も最初はお店で、あとから育成コースを始めたようです。
今はトリマーを10人ほど雇い、Over Lineという自社ブランドのシャンプーやトリミング用品の販売もしておられます。
総合的なペットビジネスをされています。
私達も開業にあたり、全てのこの会社から購入します。
日本ではケンネルスクール、こちらではこのご夫妻のスクールと、サポート下さ開業後も心強いです。

愛犬でテリアの講習会を受講
講師の先生は、アメリカで2年間ピーター・グリーン氏に師事

トリミングで生涯現役を目指したい

私たちがケンネルスクールを卒業したらそれで終わりではなく、そこからトリマーとしての本当の道を歩んでいくことになります。
いくつになっても新しいことを学ぶ意欲は尽きません。
今私がイタリアでトリミングに携わることができるのも、ケンネルスクールで「一人一頭仕上げ」でしっかりと基礎から学んだ技術があるからだと思います。初めて鋏を持った時、初めてバリカンを握った時の、不安とあのドキドキした気持ちは今でも覚えています。
それからゆっくりですが、一歩一歩前進しました。これから先も勉強です。
そして今後も夫と二人三脚で、世の中の犬達のために、トリミングで生涯現役を目指したいと思っています。
次回は、愛犬が参加したドックショーについての予定です。

Web/来校説明会予約はこちらから

記事をシェアする

記事をシェアする

PAGE TOP