学業との両立。現役大学院生、学びたいことはまだまだたくさんあります!
今回は4月に入学され、集中制で通われている飯泉さんにインタビューさせていただきました。
飯泉さんは現在大学院1年生。大学院に通いながら当スクールに週3日通学され、学業との両立で忙しい中でも、熱心に勉強されています。
卒業まであとわずかとなりましたが、色々お話を聞かせていただきました。
1.トリミングを勉強したいと思ったきっかけはなんですか?
おうちで犬を飼いはじめてトリミングに連れて行くようになってから、将来自分の犬を自分でカットしたいなぁというのはふわっと思っていました。そんな中、現在大学の研究室で働いてる方がトリマーの資格を持っていて、カットしてるところを見たり、話を聞くうちに自分もカットができるようになりたい、やってみたいと思ったのがきっかけでした。
写真に載っているスタンダードプードルは飯泉さんがカットされたそうです。かっこいいですね。
2.当スクールを選ばれたきっかけはなんですか?
研究室で働いているトリマーの方がケンネルスクールに通っていたと聞き、自分で自由に曜日を選択でき、通い方もカスタマイズできる通学形態に魅力を感じ、大学院との両立を考えて、週3回というペースで、無理なく通える点がいいなと思ったからです。
3.愛犬について教えてください。
小6の時に日本スピッツを飼い始めました。名前はチップです。もうすぐ12歳のおじいちゃんです。今私は一人暮らしをしてるので一緒には暮らしていないのですが、実家で元気に過ごしています。
音とかに敏感で怖がりなところがありますが、食欲旺盛でご飯命って感じです。笑
いつも夏にサマーカットしてもらっていますが、トリミングはおとなしく受けていたみたいです。笑
とても愛らしいワンちゃんですね。今後は飯泉さんがかわいくカットしてあげてくださいね。
4.大学院ではどんな勉強をされているんですか?また学業との両立はどうですか?
大学院ではイヌの研究をしています。特別なヒトとイヌの関係性をより理解することを目的として勉強しています。一般家庭で暮らしているイヌと飼い主さんに協力してもらって行動実験をして、解析をします。
院生は基本的には自分のやることはやりたい時間にやるスタイルなので、スクールとの両立はスムーズにできました。休みの日がほぼなくなってしまうので大変な面もありますが、大学の方に支障をきたすことも無く、スクールも楽しく通っています。
新しいことを学ぶのはとても楽しいですよね。
飯泉さんのやる気を感じます。
5.もうすぐ卒業ですが、スクールに通われてみてどうでしたか?
大変なことや印象に残ったこと。大学院での勉強にプラスになったことなどはありますか?
どの作業をするにも共通してイヌの保定の難しさを感じました。スタンダードな保定の仕方をしようとしても、それが嫌な子もいるのでイヌの様子を見ながらその子にとって1番いいやり方を探すのが難しいです。
自分がトリミングをしたワンちゃんの写真を見返してみて印象に残っているのは、竹内先生のワンちゃんをおにぎりカットにしたことです。そういうのデザインカットって言うんですかね?新鮮で楽しかったです。笑
スクールではさまざまな犬種を担当します。1日その日担当するワンちゃんと関わることで、それぞれのワンちゃんの個性を実際に感じれたことや、担当するワンちゃんによって扱い方の違くので、大学院とはまた違った新しい視点で、イヌのことをより理解するのにとてもプラスになりました。
6.卒業後の進路。また、将来の目標などありましたら、お聞かせください。
あと1年は大学院に通います。その後はトリマーの資格を生かしつつ、トリミング以外のことも色々やっている所に就職したいと思っています。
ゆくゆくは、自分で起業もしてみたいです。プランはまだないですがなんか普通じゃないことやりたいです。
今回たくさんのインタビューに快く答えてくださいました。
飯泉さんの若さとやる気で学業とスクールの両立をされたのは素晴らしいと思います。
大学院へ通うながらの通学はとてもお忙しいかと思いますが、いつも担当するワンちゃんに優しく、負担のないように丁寧に作業を進めていらっしゃいました。
ケンネルスクールでは飯泉さんのように学生の方。主婦の方。お仕事をされている方。さまざまな方が通われています。目的もトリミング技術だけでなく、トレーニングやサロン経営、犬の研究、動物医療に関することなどさまざまです。
ケンネルスクールではただトリミング技術を身につけるだけでなく、犬に関する内容、経営に関する内容、生徒の皆様が手に職をつけ、スムーズに仕事に直結できる多種多様な授業、カリキュラムを組んでいます。
真摯に犬と向き合い、向上心を常にもっている飯泉さんは将来きっと、新しい形で犬とかかわるお仕事を見出してくれると思います。
卒業まであとわずかですが、飯泉さんの将来に向かって、全力でサポートしていきたいと思います。頑張ってください。