ケンネルスクールに質問です!Part5「トリマーは稼げる資格」
「トリマーは、稼げる資格?」を現役トリマーさんに聞きました!
以前、ケンネルスクールに質問です!Part4「トリマーは、稼げる資格?」では
犬の飼育件数やお店の数など、データーからのご紹介をしてきました
https://kennel-school.jp/blog/2021/05/14/ケンネルスクールの質問です!part4「トリマーっ/?preview=true&_thumbnail_id=40726
今回Part5では、実際の現役トリマーさんに直接お話を聞きました
40代主婦からトリマーに
2人の男の子の子育てをしながら、実家の経理の仕事をしていた下谷さんが、トリマーの興味を持ったのは、一頭のブラックのプードル「チョコくん」を飼い始めたのがきっかけでした。とてもおとなしい子で、トリミングサロンでカットしてもらうと更にチョコ君の可愛さが増し、「自分でもトリミングができたらいいなぁ」と勉強できるところをを調べました。
小学生の子供もいて、仕事もあり勉強に使えるのは週末の1日くらいでした。
調べていくと主婦や社会人が勉強できるスクールがあることを知りました。
当時は、渋谷にあったケンネルスクール東京校(旧青山ケンネルスクール東京校)のフリータイム制でした。学費の面もこれからかかるチョコくんのトリミング費用を考えると無駄でないし、今後益々子供にかかる教育費を考えると、今しか自分投資できないと思い入学をしまた。
多くの犬たちとトリマーを目指す仲間との出会い
週末の1日か2日、まだまだ子供たちの休日の活動も親の手が掛かる時でしたが、ご主人や家族の協力があり卒業をすることができました。
今振り返ると「体力的には大変でしたが、毎回いろいろなワンちゃんたちとの出会いで、少しずつですが、技術が身について来ることも実感できるのが嬉しかったです。なにより同じ目標を持つ仲間と出会えたとこが続けられた理由だったとも思いますね。授業が終わり気の合う仲間と帰りにチョクチョクやっていた女子会が1週間の活力にもなりましたね。今ではその仲間の一人がお店を手伝ってくれたりもしてます。」とよく話をしてくれています。
夢を現実にするためのスクールのバックアップ
卒業は、実家の仕事もありトリマーのみで仕事ができない状況でした。
在学中にスクールで開催される、シザーやドライヤーなどのトリミング用品のセールでトリミングテーブルやドライヤーなどの購入はしていたので、入学当初の目的の愛犬「チョコくん」のトリミングは自宅でできるようにはなりましたが、身につけた技術を使ってトリマーとして仕事をしていきたいと思ってきていました。
そのな時にスクールの紹介で、週2日のアルバイトを紹介していただきました。
トリミングだけでなく、愛犬のお手入れ教室も開催しており、お客様の愛犬のトリミング対する希望やしつけなど多岐に渡って見聞できた経験が本当に役にたち、自営をしてみたいと言う気持ちに変わりました。
ケンネルスクールでは、卒業にあたり一人、一人に対していろいろと進路指導をしてくれるのは、本当にありがたいです。
卒業したした今でも色々と相談でき、本当に心強いです。
トリミングサロンを実家の敷地にオープン
「私の大切なトリミングサロンは、Dog salon ChocoNuts(ドッグサロン チョコナッツ)https://choconuts.on.omisenomikata.jpと言います
自宅の近隣にある下谷さんのご実家の駐車場の敷地に建っています。
トリミングのバイトで貯めた資金と知識と技術を持ってオープしました。
名前の由来は愛犬「チョコくん」とトリマーになってから迎えた弟「ナッツくん」の名前を合わせてChocoNuts(チョコナッツ)としました。
実家にあるお店に毎日2頭を連れての出勤は、高齢の両親にとっても口には出せませんが、とても喜んでましたし、生活に張が出たようでした」
4年で売り上げも10倍!稼げる資格でした!
いよいよオープン
初めは、お店を出したらお客様はすぐ来るって思ってました。
初めの頃は、知り合いの方が大半でしたね。
確かに経費もあまりかかってないので、「2頭の愛犬とずーっと入れるのはいいなぁ」と思いましたが、バイトに言っているほうが稼げてましたね
スクール先生からも「待ってるだけではダメ、お店を出すのがゴールでなくスタートだから」とアドバイスをうけ、ポステングやSNS、検索サイトに掲載しました。
アクションを起こすと必ずお客様からの問い合わせがあり、営業の楽しさも少しづつわkりました。
オープンから4年経ち、売り上げも初めの10倍になってます
子供たちもオープン時から中学・高校・大学と教育費も一番かかる時期にトリマーとしてしっかり仕事ができたのは、本当によかったです。
もちろん、売り上げが上がれば家事などに避ける時間も少なくなりましたが、
旦那さんや息子たちが夕食を作ってくれたりして助けてくれ、本当に感謝しています。
スクールの後輩トリマーのお手伝ができたら
サロンをはじめてから一番悲しい出来事は、愛犬「チョコくん」が虹の橋を渡ったこと。でもこの仕事を選んだことで、最後まで仕事をしなが介護もできたこと。「トリマーでよかった」とつくづく思いました。
今では、寂しがっていた「ナッツくん」に元気な弟「オレオくん」が仲間入りし
ChocoNuts(チョコナッツ)のお客様と愛犬たちをナッツオレオが迎えてくれてます。
現在では、自分と同じようなケンネルスクールの卒業生が次のステップに進めるように週1日からでも働ける環境を提供してくれています。
「毎日が、本当に楽しいですよ、ケンネルスクール卒業生のアルバイトスッタフも目標があるから一つ一つの仕事をしっかりやってくれます。ここで経験したことが次のステップの礎になってくれてら」と話してくれる下谷さん。
トリマーは好きなことを仕事とをしてできることが一番の魅力ということで、その対価は人それぞれです。「稼げる仕事」と思う価値観も同様ですが、トリマーの資格は素敵な資格と言うことは間違いないですね