トリマー男子!男性トリマーにきっかけをきいてみました。
男性トリマーは1割程度・・・。
男女比では圧倒的に女性のトリマーが多いのが現実です。当スクールも男性は1割。しかし毎年男性の入学が増えています。なぜでしょう?昨今のペットブームで犬を飼育する家庭が増え、小さい頃からトリミングという言葉も身近なものとなり、ペットショップやトリミングサロンでトリマーという職業が身近になってきたという背景があるように思います。
男性トリマー達が選んだ受講コースは!?
当スクールには総合制、ドックビジネス科、集中制、フリータイム制の4つのコースがあります。総合制を選択した方は時間にゆとりがあり長期でしっかり技術を身につけたいと入学されました。ドックビジネス科を選択した方は自営を視野になるべく短期間で必要なスキルを学びたいと入学しました。集中制を選択した方は転職を目指し最短で技術を習得したいと入学しました。フリータイム制を選択した方は、副業を目指し休日を利用し通われています。皆さんご自身の将来像に向かって日々学んでいます。
男性トリマーの最初の壁。
男性トリマー達に聞いてみました。一番大変だったこと。ダントツ1番はリボン付けでした。女性は日常生活で髪を束ねたり、髪飾りを付けたりと慣れていますが、男性トリマーのほとんどの方がリボンを付ける作業で苦戦しています。大きい手で小さいリボンを付けることが難しいそうです。しかし、慣れてしまえば簡単に付けることが出来るようになります。
入学の動機も将来のゴールもそれぞれ違います。
子供の頃からトリマーになりたくて18歳になると同時に総合制に入学し、ペットショップに就職が決まったG君。50代で早期退職をし総合制で学び、自営を目指すKさん。転職を視野に30代から将来を見据えて、ドッグビジネス科でトリミング+αの幅広い知識と技術でワンランク上のサロンの開業をを目指すKさん。結婚を機に奥様のご実家のサロンを継ぐ為に集中制で最短で技術習得を頑張る30代のSさん。定年後好きなことをしたいと60代で集中制に入学し愛犬専属トリマーになったIさん。ご自身はサラリーマン。奥様が自営を希望し奥様をサポートしたいと夫婦でフリータイム制で学んだS夫妻。スーツを着て大きいビルでカッコよく働くことに憧れ就職したものの理想と現実の違いからキャリアチェンジを目指し手に職をとフリータイム制で週6日通う20代のY君。
活躍する男性トリマー
女性ばかりの職業で躊躇している方はたくさんいると思います。しかし、男性トリマーの需要は高まっています。犬が好きということに男女は関係ありませんし、様々な職業で男性の方が繊細な技術の向上に長けている実績があります。世界的に活躍するパティシエや美容師には男性が多いのが現実です。カリスマトリマーやドックショーで活躍している方も男性が多いのです。不安定な現代、手に職をつけて活躍しませんか?