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いよいよ秋も深まってきました。犬が登場する本を読みませんか?
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犬がテーマの本は色々あります。
犬にまつわる本を紹介します。絵本、図鑑、小説、写真集・・・。犬が主役の本はたくさんあります。トリマーには想像力も必要です。豊かな想像力を身につける為にも是非、今秋は読書をしてみませんか?犬を飼っている方も飼っていない方にも犬を身近に感じていただけると思います。
絵本にはトリミングやトレーニングに役立つ要素満載!
子供から大人まで楽しめるのが絵本です。『ベスとアンガス』はエアデールテリアのお話です。恥ずかしがり屋で怖がりなエアデールテリアのベスが仔犬のアンガスと出会い短所を克服するという物語。エアデールテリアの特徴のワイヤーの毛並みや犬の仕草など絵も楽しめます。『いぬおことわり!』は動物園の近くに住んでいるひげを生やした飼い主のおじさんと小さい犬のお話。変装をしたり二本足で立つ練習をしたり。絵は、プードルのような容姿が描かれています。『HARRY the Dirty Dog』これは『どろんこハリー』の英語版です。子供の頃に読んだ方も多いのではないでしょうか?お風呂が大嫌いなハリーがブラシを土に埋め、家から飛び出し泥だらけになって家に戻ったが、誰もハリーだと気付いてくれない。ブラシを掘り出してハリーだとわかってもらうお話。英語版で読んでみるとまた違ったお話のように感じます。
写真集や図鑑も見応えあり
図鑑もたくさんあります。ここで紹介した『最新犬種スタンダード図鑑』はジャパンケネルクラブの犬種標準をもとに、世界の人気犬種の理想的な姿や毛色、犬の特徴や歴史などを写真とともにくわしく解説のある充実した内容。トリマーは各犬種のスタンダードを覚えることも大切です。写真集もたくさんの種類が刊行されています。犬たちの「水中」での姿をカメラに収めた『水中犬』、ブラジルのイラストレーターと愛犬のイラスト付きの写真集『Jimmy Choo』、『全国の犬像をめぐる』という全国の忠犬や愛犬の像の写真や来歴をまとめた写真集など大人も子供も写真を見て楽しめます。『働く犬 大全』は、働く犬といえば警察犬が有名ですが、警察犬以外にも警備犬、災害救助犬、介護犬など人の為に働く犬やサルを追い払うモンキードッグ、マングース探知犬、などたくさん紹介されています。救助犬の基本訓練の課目がわかりやすく説明されていたり、警察犬の一日の様子など、詳しく紹介されています。
犬が主役の小説で今秋の夜を過ごそう
犬好きな方は小説も犬が登場するものが読みやすいと思います。『ソウルメイト』は犬と言っても様々な種類があり、チワワ、ボルゾイ、柴、コーギー、シェパード、ジャック・ラッセル・テリア、バーニーズ・マウンテン・ドッグ。7匹の犬と人、心の絆を描いた短編集。『瞳の犬』は夏の公園に虐待の傷を負い捨てられていた黒いラブラドールレトリーバー。介助犬訓練士が犬に運命的なものを感じテレサと名づけ介助犬として育て始め展開していく物語。どちらも犬と人の絆を強く感じることのできるストーリーです。
本を読むことで得られるメリット
本を読むことによって様々な効果が得られます。小説では想像力が鍛えられたり、会話力や文章力が養われます。写真やイラストの多い本では、現実的にイメージがしやすくなります。トリマーにとって想像力、会話力はとても重要です。生活の中に『読書』を取り入れてみてはいかがでしょうか?