夢に向かってまっしぐら!運動が大好きな私と運動が得意な愛犬
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- 就職する、未分類、東京校、資格をとる、集中制ドッグビジネス科
飼い犬ではなく大切な家族の一員として過ごしてきた愛犬
集中制ドッグビジネス科に通っている福島さんと犬との関係は福島さんの幼少期から始まります。
家族全員で『この子がいい!』と決めた先代犬のボーダーコリー。ハリーちゃん。
体を動かすことが好きで、運動が得意な福島さんは6歳の頃から高校3年生まで柔道、中学校の部活ではバスケットボール、小学生の時は地元のサッカークラブに所属していたそう。
そんな福島さんにとって、運動神経抜群であるボーダーコリーのハリーちゃんは良きパートナーになりました。
フリスビーが得意だったハリーちゃんは福島さんとともにフリスビーの大会にも度々出場し、トロフィーを獲得したこともあります。
フリスビーの大会に出場したこともある先代犬のハリーちゃん
新しい家族が本当にやりたいことを改めて気付かせてくれた
小さい頃から犬と過ごしてきた福島さんは自然と犬にかかわる仕事に就きたいと思い始めました。
現在は先代犬のハリーちゃんの娘、ボーダーコリーのベティーちゃん、ブリーダーさんから迎えたボーダーコリーのニコルちゃん、トイプードルのロイくんの3頭と暮らしています。
中でもベティーちゃんはとてもやんちゃだった為、ベティーちゃんのしつけを自分で出来るようになりたいと感じ始め、ドッグトレーナーを志すようになりました。
高校卒業後は専門学校に通おうと、専門学校の資料を請求したり実際見学にも行きました。
しかし、ドッグトレーナーという職業が具体的にどんな仕事なのか、どういったところで活躍出来るのか、想像することが難しく、親御さんからも「自分のうちの子だけをしつけるなら、わざわざ学校に行く必要はないんじゃない?」と指摘され、高校卒業後は就職の道を選びました。
元々、人と話すことが好きなこともありゴルフのキャディーを1年間経験します。
しかし、職場での人間関係に悩み退職しました。その後、1ヶ月間居酒屋でバイトをします。
そこで、バイト先の上司に『やはり正社員として働いた方がいい』と勧められ、就活を始めました。
どうせ受からないだろうと受けた介護関係の面接で合格し、介護の仕事に就くことになりました。
ですが、介護の現場は厳しく1番やりたくない仕事であった為、日々自分はこのままでいいのか疑問を抱いていました。
先代犬ハリーちゃんとその娘のベティーちゃん
左からニコルちゃん、ロイくん、ベティーちゃん
ちょうどその頃、新しい家族が福島家にやってきます。トイプードルのロイくんです。
今までのボーダーコリーとは違って、トイプードルという犬種は毎月トリミングが必要なトリミング犬種です。
初めてのトリミングに出して帰ってきた時、6時間かかったのにもかかわらずお尻だけバリカンをかけられた中途半端なスタイルになって帰ってきました。仔犬をあまり扱ったことがないとトリマーさんに言われたそうですが、とても残念な気持ちになったそうです。
2回目のトリミングはいつもペット用品を購入してる、自宅から離れたお店に出しました。
すると!前回とは全く違う可愛くて綺麗なスタイルに帰ってきました。
福島さんはそれがとても驚きで感動したと言います。
感動したのは福島さんだけではありませんでした。
福島さんのお母さんもロイくんの劇的な変身に大変驚いたそうです。これがきっかけでお母さんの心境に変化が起きます。
今まで心配からなかなか同意を得られなかったトリマーの道を、お母さんの方から背中を押してくれるようになりました。
そして、この経験がきっかけで福島さんはトリマーになることを決意しました。
トリマーの勉強をするために少しでも自分で学費を払おうと、介護の現場で奮闘します。
それから1年程過ぎて、ある程度貯金もたまりいい機会だと思い、今年の2月から青山ケンネルスクールでトリミングを学びはじめました。
自らを飽き性だと語る福島さんが青山ケンネルスクールを選んだ理由は、短期間でトリマーの資格をとれるところです。
どんなに好きなことでも2年制の専門学校に通い切ることが出来るかはわからず不安だったそうです。
たくさんの人を笑顔にしたい!同じ喜びを与えたい!
トレーニングは地道に頑張って成果が実るものですが、トリミングはすぐに変化がわかる!
かつては自分の家の子だけをしつけたいとトレーナーに興味を持ちましたが、今はトリマーになって自分の家の子もお客様の家の子も可愛くしてあげたいと思うようになったと言います。
2回目にロイくんをトリミングに出して帰ってきた時の感動を自分以外の人にも与えられるようなトリマーになりたいと言います。
実技ではBテストに向けてバリカンを使ったサマーカットを学んでいる最中です。
元々トレーニングに興味があった為、最近始まったオプション講座のトレーニング講座も楽しいと言います。
卒業後のことはまだ全然想像が出来ないそうです。
通学時間が1時間半あって大変なのでまずは卒業まで通い切ることが目標です!と笑顔で語っていました。
実はお父さんも大の犬好きで、コーイケルホンディエを飼いたいと言っているそうです。福島家に新しい家族が増える日もそう遠くはなさそうです。