今回は横浜校に通う南雲さんにお話しをお伺いしました。現在南雲さんは集中制ドッグビジネス科で週4日通われています。

トリマーを目指した決め手は？

「小さいときから動物が凄く好きで高校卒業後は動物関係の仕事に就きたいと思っていました。もともとは動物の看護の仕事がいいなと思っていてトリマーの仕事は正直興味がなかったです。色々専門学校の資料請求などもしたけど、当時はまだ動物看護師の資格が国家資格ではなかったので、今後のためになるか分からなくなって一度動物関係の仕事に就くことを諦めてしまいました。その後は動物とか全く関係のない仕事をしていました。ただコロナウイルスをきっかけに職場が人手不足になり、仕事量が増え精神的、体力的に辛くなりました。自分を見失なうくらいしんどかったです。このまま人生終わっていくんだなって思ってやり残したことは何だろうって考えたときに、昔動物関係の仕事をしたかったことを思い出しました。学校に通うための金銭面にも余裕が出来たのと、また会社勤めをしても同じことの繰り返しになりそうで、資格をとって開業してみたいなと思い仕事を辞めて学校に通うことを決めました。最初は動物看護師を考えていましたが、今の自分の年齢で専門学校に2年通うのはちょっと難しいかなと感じました。あとは開業したい気持ちもあったのでトリマーなら自分のお店も持てて、この先ずっと働いていけるかなと思いトリマーになる決心をしました。」

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ケンネルスクールに決めた理由は？

「この横浜校が入っているマンションに知り合いがいてケンネルスクールの存在は前から知っていました。これも何かの巡り合わせかなとは思っています。あとは随時入学可能というところに惹かれてケンネルスクールに入学を決めました。」

入学してみて楽しいこと、苦戦していることは何ですか？

「もともと自分が飼っている柴犬しか興味がなくて、他の犬種や小型犬の良さが正直分からなかったです。ただ入学してスクールのモデル犬の子たちに出会って、犬を見る目が変わりました。こんな魅力的な犬がいるんだという発見があって楽しいです。苦戦していることは保定が難しいです。その子その子によって保定の仕方が変わるのでまだまだ難しいところです。あとは噛む子たちが怖いです。歯を見せてきたり、うぅって唸ってくる子だとまだ恐怖心があります。」

講義はどうですか？

「トレーニングの講義は楽しいです。自分はトレーニングは向いていないだろうなと思っていましたが、学校で習ったことをおうちの子で実践してみると、凄い楽しそうにやってくれて私自身とても楽しいです。あとは獣医の先生が担当してくださる予防獣医学の講義は凄い勉強になりました。病気などについて知ってると知らないでは全然違うので自分の為にもなりました。あと老犬介護の講義を受けて自分の将来のビジョンが一つ増えました。おうちの子の老後も考えると今後、老犬介護も需要はあるのかなって思いました。トリミングだけではなく、老犬介護も出来たらいいなって考えています。」

学校の雰囲気はどうですか？

「雰囲気はとても良いと思います。随時入学可能なので年齢層もバラバラですけど、逆にここに入学してなければ話すことのない年齢の方たちと話すことが出来て良い経験です。」

卒業までの目標はなんですか？

「技術を磨くのはもちろんですけど、なにか自分の得意なことを見つけたいです。介護ができる！噛む子ができる！トレーニングができる！カットが上手！といった自分の強みを見つけて今後のトリマー人生に活かしていきたいです。」

たくさんの素敵なお話をありがとうございました。南雲さんはいつも明るく、周りの生徒さんとも年齢関係なく仲良くされている印象です。犬に対しても優しく、不安で震えている子に対しても安心するように声をかけながら進めてくれています。そんな南雲さんにはたくさんの強みがあるはずです。卒業までまだあります。卒業までに自分自身の強みを見つけて素敵なトリマーになって下さいね。スタッフ一同心から応援しております！！

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