
子育ても主婦業もひと段落。選んだ道はトリマーへの道
今回は集中制をご利用して卒業された松永直子さんにインタビューさせていただきました。

松永さんは犬と真摯に向き合いながら、どんなワンちゃんにも冷静にそして丁寧に取り組んでいらっしゃっていました。卒業前から就職先を探されて、就職先が決まった時はすぐに報告してくださいました。きっと松永さんはスクールに通っていた時と同様、頑張っていらっしゃるんだろうなと思い、今回たくさんお話を聞かせていただこうと思いました。
★トリマーになりたいと思ったきっかけはなんですか?前職とはまったく違う職種ですが、戸惑いなどはなかったですか?
じぶんの犬をトリミングしてみたいと思った事がきっかけです。
戸惑いは全く無かったです。最後は犬に関係する仕事をしたいと思いタイミングを探していました。
★現在ヨーキーを飼われていらっしゃると思いますが、好きな犬種、または興味のある犬種などはありますか?その理由も教えてください。
やっぱりヨーキーが大好きです。自立していてマイペースだけど、空気を読みながら甘えてくるところが可愛いです。
ケンネルスクールで触れ合って大型犬にも興味がでたので、いつかはスタンダードプードルかラブラドゥードゥルと家族になってみたいです。
★当スクールを選ばれたきっかけ、また集中制を選ばれたきっかけはなんですか?
ケンネルスクールは社会人が通えるスケジュールだったことと、短期間で集中して学ぶ事ができるからです。
通学時間、年齢、家族の事を考え、週3で通うコースにしました。
★スクールに通われてみてどうでしたか?
大変なこと面白かったことや印象に残ったことなどエピソードなどがあれば教えてください。
通い始めて大変だった事はやはり体力です。50代なので、いろんなところが筋肉痛でした。ですが、それ以上にモデル犬が綺麗に可愛くなる様をみると、すべてふっとびました。
★松永さんにとっての理想のトリマー像について教えてください
ワンちゃんがトリミングを安心してリラックスできる時間にし、綺麗に可愛くしてあげられるトリマーになりたいです。
★就職先での様子はいかがですか?
動物病院で働いているのですが、高齢犬はもちろん体に疾患のある子がたくさんいます。体に負担の少ない時間で、清潔に可愛くしてあげる為に、日々、奮闘しています。
高齢犬をトリミングしてあげる事もトリマーになった目標でしたので、毎日が勉強で楽しいです。
★今後の目標などありましたら、お聞かせください。またコロナ禍において、トリマーに求められる仕事とは…。
自分の体力が続くかぎりは、一頭でも多くのワンちゃんをトリミングしたいです。
自分のお店も、もってみたいです。
コロナ禍において自宅で過ごす時間が増えて、ワンちゃんを家族に迎え入れる方も多いとききます。トリミングの知識がない方も多いと思うので、トリミングの大切さを1人でも多くの方に伝えられたらと思います。
★犬業界の今後についてお考えになることなどありましたらお聞かせください。
ワンちゃんを家族に迎えいれる事がこんなに幸せだったなんてと、知人からよくききます。私もその1人です。だからこそ、最後まで家族として過ごす。心無い行動をおこす人が少なくなるよう、幸せなワンちゃんがあふれる業界にみんなでしていきたいです。

今回はたくさんの質問にお応えいただきありがとうございました。
卒業後の就職先はそれぞれですが、動物病院に就職される生徒さんもたくさんいらっしゃいます。サロンと違い、動物病院では老犬や病気をかかえているワンちゃんなど扱い方がとても大変なワンちゃんたちがたくさん来ます。だからこそサロンでは経験できないことや医療知識も習得できると思います。大変な業務だからこそやりがいも感じられるのではないでしょうか。
松永さんのおおらかで優しい姿勢がワンちゃんだけでなく、飼い主さんにとっても安心して任せられる存在になっていると思います。
ぜひ今後も頑張ってください。応援しています。