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[HOW to Trimming] トリミングは実は簡単だった!?

2021年9月24日
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ケンネルスクールの入学の動機は様々ありますが、その中でも「愛犬のトリミングをやってみたい。」という動機がよくあります。

犬を飼って飼い主は、一度はやったことがある。もしくは、やってみたい。と思っている中、トリミングをやってみた方は、難しく感じたことがあったと思います。

しかし、一つずつをクリアしていけば、難しく感じるのはその時だけで、日々やり続ければ、難しいと感じるのはそこだけで、クリアし続ければ簡単に思えてくるのです。

もちろん言葉もしゃべれない、動きのある相手ですから、一言で簡単とは申し上げられませんが、やり続ければというところと、やり方を覚えれば出来てしまう事なのです。

こうして、私たちは、10.000名以上の卒業生を見てきました。

最初は出来ない方も、3−5頭やれば出来てきたり、日々のレッスンで力をつけてくる方もいらっしゃいます。

トリミングのはじめの一歩。

コミュニケーションをはかる上でも[ブラッシング]が必要です。

犬たちは毎日シャンプーしているわけでもないので、毛が絡んだり汚れている状態です。ブラッシングをしながら、犬の気持ちを考えたり、犬の癖や動きを読み取る会話がここで必要となってきます。

このブラッシングの時間をしっかり確実に取りながら、手早く終えることで、次の作業がスムーズにいきます。

健康的に過ごすためにも必要です。

爪が長くなると、歩行困難や、肢が湾曲するなど骨格形成に問題が出てくることがあります。また、長くなった爪が曲がって皮膚に入ってくるなど支障になります。爪切りも、長さによってですが、2〜3週に1度はお手入れをするといいでしょう。家庭で行う場合には、1週間に1度は爪やすりをかけるなどして、お手入れを欠かさないようにしてみてください。

爪が長くなった時のサインとして、歩行中の音が大きく聞こえるや、肉球が地面からあがったりすることがあります。そうした場合にはお手入れをしましょう。

耳の中のケアも必要です。ここは、毎日拭くなどして、細菌の増殖を防ぐようにします。

飼い主さんができないことを、我々トリマーは行っていくので、この辺をマスターしていけば、どんどん簡単に思えてきます。

最大の難所は肛門腺絞りです。

37〜38度の温度でしっかりと濡らしましょう。シャワーヘッドを皮膚に近いところに当てていくと、浸透力が早いし確実です。

浸透が終われば、希釈をしたシャンプーなどでもみ洗いをしていきましょう。シャンプーをして泡立ちが良くないと感じる時には、実は足先や尾、耳、顔周りなどは、脂が多い場所でもあります。その場合には、2回・3回と洗っていきましょう。洗う時には、手のひらを大きく使って泡立たせていき、細かい部分は指先を使って丁寧に優しく洗いましょう。

この時に、分泌物を絞ることを忘れずにしてください。

溜まりすぎると、肛門の破裂や臭いの原因にもなりますので、シャンプー時には毎回絞ってみてください。

しっかり乾かして、臭い激減。

お散歩帰りの足拭きや、雨天での散歩、ご家庭でのシャンプーをしてタオルで拭いただけ。濡れた状態が続けば、皮膚疾患の原因や臭いの原因になります。乾かしたい場所にピンポイントでドライヤーの風を当て、ブラシを動かせばすぐに乾きます。時間がかかる方は、乾かす前にタオルなどでしっかり水分を吸収してからドライヤーを動かしましょう。

必ず、直接乾かしたい場所に当てる。それだけなのです。違う場所に当てると時間がかかりますし、生乾きの原因に、そして、臭いの原因になりますので、この基本的動作を忘れなければ、あっと言う間に終わります。

手順がわかれば、トリミングのベース部分が出来上がってきます。

この作業を一つずつ丁寧に覚えて行くことで、数ヶ月後には、あれだけ難しかったことが、簡単に終えてきます。

そして、そのあとの壁に当たるのが、仕上げになってくるわけですが、一つのことを覚えれば意外に共通??なんてこともあります。

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