今年4月に入学。オプションの講義も受講し、実技では73頭担当。B級テストに合格後にお話を伺いました。
今回は前回2021年4月にインタビューをした細野さんに再度お話を伺いました。
細野さんは2021年4月に集中制ドッグビジネス科に入学されました。前回お話を伺ったときはまだカットには入っておらず基礎的なグルーミング内容を行うC級のテスト前の段階でした。C級のテストを無事合格し、今はカットに入っており先日クリッパーを使用したサマーカットのB級のテストにも無事合格されました。
現在細野さんは2021年9月8日時点で73頭数の犬を担当しました。小型犬から大型犬、1日に2頭担当することもあります。たくさんの犬を担当してきた細野さんに色々と聞いてみました!
Q B級テストで苦戦されたことは?
「普段は4、5時間かかってしまうのを2時間で仕上げるというのが難しかったです。時間内に終わらせないといけないという焦りが出てしまい、いつも通りにカットが出来なかったです。カットではハサミの跡がついてしまうのが難しいです。その子その子で毛質も違うのでシーズーやマルチーズ等のストレートな毛質は今でも苦戦しています。あと左右対称にするのも難しくて片方が太くなったり細くなったりしちゃいます。」
Q 前回お話を伺ったときは爪切りが苦手と言ってましたが今は?
「前は爪切りが苦手でしたが今は克服出来ました。ただ今は怪我が怖いです。クリッパーで怪我をさせてしまったときは、次クリッパーを使うのがとても怖かったです。だけど次は絶対怪我をさせない!と改めて意識して切り替えるようにしました。」
Q 体力面で大変なことはありますか?
「体力的にキツいときもあるけど辛いと思ったことはないです!学校終わりも22時までバイトをしてて、学校とバイトの両立は大変だけど週1日はお休みの日をつくってリフレッシュしてます。」
Q 印象に残ってる講義はありますか?
「トレーニングの講義と石鹸を作る講義が楽しかったです!トレーニングの講義では犬が今まで出来なかったことが自分が教えたことによって出来るようになったときは凄く嬉しかったです。石鹸を作る講義は作った後、他の生徒さんと石鹸の交換をして普段話さない生徒さんとも色々お話できて楽しかったです。」
Q どんなトリマーになりたいですか?
「お客さまの要望に細かく応えられるようなトリマーになりたいです。自分の考える可愛いという基準でカットするのではなく、お客さまが望んでる可愛いを追求できるようになりたいです。」
細野さんはいつも実技、講義共にとても真面目に熱心に取り組んでいます。お昼休みや自宅でもインスタグラムでトリミングの動画や写真を見て、仕上がりのイメージを勉強しているという努力家です。お昼休みや授業が終わった後は犬と楽しそうに触れ合っていて、きっと素敵なトリマーさんになるのだろうと想像がつきます。
今回色々お話を聞かせてくれた細野さんは2021年12月に卒業予定です。実技は最後のA級ライセンス、オールシザーのカットに入っています。集中制ドッグビジネス科なのでオプションの講義もまだまだ残っています。実技と講義、やることはたくさんありますが卒業に向けてあと少し頑張っていきましょう!!