コロナ禍の今こそ手に職を
今回インタビューさせていただいたのはケンネルスクール横浜校に通われている比企野さんです。比企野さんはお仕事をしながらフリータイム制で週1、2回通われています。
<トリマーを目指したきっかけ>
普段はパートとしてお仕事をされている比企野さん。ご自宅で猫を飼われていて動物が好きという理由もありましたが、今回の新型コロナウイルスをきっかけに手に職をつけ、自立したいと思いこのケンネルスクールに入学されました。
<なぜケンネルスクールに通おうと思ったのか>
色々ネットでトリマーの学校を調べたそうですが、仕事をしながらでも通えるフリータイム制のコース、主婦の方の入学も応援している、自宅からも通いやすいという点からこのケンネルスクールに入学を決められたそうです。
<実際に通われてみて>
スクールの雰囲気を聞いてみるととても楽しいですと答えてくれました。「ケンネルスクールの実技はクラスで行うのではなく一人一頭で進めていくので授業中は生徒さん同士でお話する機会は少ないですが、休み時間や授業が終わった後は情報交換等のお話をして和気あいあいとしています。そんなアットホームな雰囲気が良いです!」と教えてくれました。
比企野さんは現在、爪切りや耳掃除等の基礎的なグルーミングを行うC級のテストに向けて頑張っています。テストに向けての心境を聞いてみると不安しかないと即答でした。今何に一番苦戦しているのか聞いてみると爪切りと犬の保定だそうです。保定とは犬が爪切りや耳掃除をするとき等に動かないようにおさえることです。爪切りはまだ怖くてどこまで切ったら良いのかが分からない、動いてしまう犬はどこをおさえたら良いのかが分からないと苦戦している様子です。最初は爪切りを苦手とされる生徒さんが多いです。しかし、不安しかないという中でもシャンプーやモデル犬と触れ合っているときは楽しいと比企野さんなりに楽しんでいるように感じ取れました。
<どのようなトリマーになりたいか>
まだ入学されたばかりなので明確な理想像ははっきりしていませんが、飼い主さんから安心して任せてもらえるようなトリマーになりたいという想いがあるそうです。
今回は基礎的なグルーミングを行うC級のテストに向けて頑張っているときに色々お話を伺いました。C級のテストに合格すると次はいよいよ本格的にカットに入ります。B級のテスト(クリッパーを使用してのペットカットのテスト)に近づいてきたら、またそのとき色々お話を伺ってみたいと思います。きっと今と比べて苦戦していることや、将来の理想像、目標等変わっているはずです。まずはC級のテストに向けて頑張っていきましょう!!