バンドマンからホームヘルパーへ、ホームヘルパーからトリマーへ！

本日はフリータイム制に通われている金井健さんをご紹介させていただきます。
新潟県出身の金井さんは、お父さんの影響で小学生の頃からギターを弾き、音楽と共に成長してきました。高校卒業後はバンドマンを目指し上京。音楽系の専門学校へ通い、アマチュアバンドとして活動していました。その後バンドの解散とともにホームヘルパーへと転職しました。小さい頃おばあちゃん子、おじいちゃん子で元々介護の仕事に興味があった為、この職を選んだそうです。今でもホームヘルパーとして働きながら、休日を利用してスクールに通っています。金井さんがホームヘルパーとして働いて8年経つそうです。なぜ長年働いている好きな仕事からトリマーという職に興味を持ったのか。それは一匹の犬との出会いがきっかけでした。

トリマーとは、愛犬とずっと一緒に居られるとても素敵な仕事

小さい頃から動物が大好きで犬を飼うことが夢だった金井さん。しかし、家の事情でなかなか犬を飼うことが出来なかったそうです。やっと犬を飼う夢が叶ったのは、4年前。バンド活動をしながらバイトをしていた当時に出会った女性と結婚をし、仔犬をお迎えしました。その仔犬が、現在では４歳になるフレンチブルドッグの女の子のプンちゃんです。数多く存在する犬種の中で１番好きなのがフレンチブルドッグだそうで、顔がすごく可愛いと語る金井さんの表情は終始、笑顔に満ち溢れていました。奥様のご実家は自営業でお店を営んでおり、奥様自身も将来的には自分の飲食店を構えるという素敵な夢をお持ちだそうです。そんな奥様の影響もあり、元々、経営や開業について興味があった金井さん。プンちゃんをお迎えしたことで愛するプンちゃんとずっと一緒にいたいと思うようになり、トリマーという職業に目を向けました。大好きな犬とかかわることが出来る上に、プンちゃんとずっと一緒にいることができる仕事はこれしかない！そう考えた金井さんはトリマーになる為のスクール探しはじめます。
しかし、一家の大黒柱である金井さんは、奥様やプンちゃんを養っていく為にも今働いてる仕事をやめる訳にはいきませんでした。そこで出会ったのが、青山ケンネルスクールのフリータイム制でした。フリータイム制は、お仕事をされている方でも休日などを利用して週に１日から通うことのできるコースです。他のトリミングスクールでは自由に通う事が出来ず仕事と両立することができない為、青山ケンネルスクールのフリータイム制に通う事を決めました。夢は夫婦でお店を経営する事。

今までやってきた事を生かした自分にしかできないお店。

金井さんは現在、ハサミでプードルの全身を整えカットするAテスト合格に向け日々学ばれています。Aテストに合格したら晴れて卒業！…ではありません。本来フリータイム制であれば、実技テストに合格し、必須講座を受講しペーパーテストを受け合格すると卒業する事ができます。ですが、金井さんは将来開業する事を見据えて、追加オプションとしてドッグビジネスコースの講座も受講されています。トリミングだけでなく、トレーニングや近年増えつつあるドッグシッターとしての知識などを学ぶ事ができます。これらの講座を受講し、晴れて卒業となります。
卒業後は、すぐ開業したいと考えていたそうですが、実際トリミングを学んでいくとなかなか大変で、まだ自信も持てないと感じているそうです。まずは就職をして、現場でもっとトリミングのスキルを身につけてから次のステップへ行こうと考えるようになりました。
「人の介護はプロなので、次は犬の介護もできるようになりたいです。」と語る金井さん。
今後人だけでなくペットも高齢化していくと言われている現代で、老犬に特化したトリミングサロンや、老犬を介護できるスキルは大きな強みになる事でしょう。ゆくゆくは奥様のお店や今まで学んできたこと全てを繋いだ自分にしかできないお店を作って行きたいと楽しそうに話す金井さんを見て、こちらもなんだか楽しくワクワクした気持ちになりました。
 
スクールに通う前は働きながら、休日返上で通うことに体がついていけるか不安もあったそうです。しかし、実際に通ってみると好きな仕事をして、好きな事を勉強しているので全然苦では無いそうです。ちなみに、２頭目のわんちゃんをお迎えする予定はあるのか質問してみたところ、今すぐは無理だけど色々と余裕ができたらお迎えしたいとのこと。自分の勉強のためにもカット犬種であるプードルなどを考えたそうですが、気づくとフレンチブルドッグを検索しているそうです。
お仕事が忙しくていつかいつかと先延ばしになっている方、なかなかトリマーになる事を決心できない方もまずは説明会、体験レッスンに参加してみませんか？青山ケンネルスクールはいつでもあなたの夢を応援させていただきます。