常にワンちゃんのことを考えるトリマーになる!
今回は以前インタビューさせていただいた生徒さんに再度お話を伺いました。9月11日のブログで紹介させていただいた森田さん。東京校総合制コースに通われています。前回から4ヶ月弱しか経っていないのですが、驚くほど変化がありました。
-Q.総合制コースではトリミングのベースになるシャンプー・ブローを45分で仕上げるというテストがあり、テストに向けての練習から、めきめき上達したように見えましたが…。
-A.テスト内容を伺った時は正直、時間内に終わらせられないだろうと不安でした。でも時間制限があることで、トリミング中のワンちゃんの保定や自分の立ち位置など作業効率を考えるようになりました。そのことでワンちゃんの負担も軽減されることに気が付きました。 今まで自分のペースでトリミングしていましたが、就職後の現場のスピード感で練習できたことがとても勉強になり、これからもテストのつもりで授業を受けたいと思います。
-Q.今、特にトリミングして楽しい犬種があったりしますか。
-A.入学してから様々な犬種をトリミングさせていただいて、トリミングした頭数は100頭を越えました。 特に楽しい犬種を選ぶのは難しいですが…今はお顔のカットが苦戦しながらですが一番楽しいです。
-Q.今までで一番おもしろかった講義を教えてください。
-A.経営学という講義で、実際に自分のお店を出す時のレイアウトやコンセプトなどを考える内容でした。具体的なイメージができて、将来の夢の実感が沸く内容でした。
-Q.コロナ禍において、トリマーに求められる仕事とは…。
A.コロナ禍でペットを飼う方が増えているというニュースを耳にしました。今後のトリマーとしての仕事を考えるとトリミングだけでなく、飼い主さんと犬の関わり方、しつけも含めた飼い方も伝えていく必要があると思います。
不安定な世の中になって、ペットに癒しを求めて飼い始める方、在宅ワークが増え愛犬と過ごす時間が増えた方。様々な状況で飼われるワンちゃんたちがいるからこそ、正しい知識を伝えることができるトリマーが求めらていると思います。
トリマーの仕事はゴールのない仕事だと思いますが、森田さんはいつも楽しんでるように感じます。私がお客様だったら森田さんのような優しいトリマーさんにお願いしたいなと思ってしまうくらい。頼もしい限りです!