接客業を続けてきたキャリアを活かし、次に選んだ仕事【vol,2】
長年続けてきた接客業のキャリアを活かしたい。
ケンネルスクール横浜戸塚校に通われている城田綾子さんは、4年間アパレル関係で接客業をした後、インテリア関係の会社に10年勤めました。入社当初は店頭に立っての接客がメインの仕事でしたが、キャリアを積むと徐々に現場から離れ管理職になり「もっと店頭で接客がしたい」そう感じた城田さんは退職を決意しました。
退職してからの1年間、これから何がしたいのかを模索していました。自分がやり甲斐と楽しさを感じて働いていた接客を活かせる仕事に、また、就きたい気持ちがありました。
前回のBlogでは、城田さんが会社を退職後、次の仕事を模索する中「今まで接客で何年ものキャリアを積んだものの、目に見える資格がない・・・また次の仕事も接客業を選択するのなら、実技を伴う資格を取って、好きな仕事で、ずっと働きたい!」その全てを叶えられる仕事はと、1年間の休職中にたどり着いた職業がトリマーでした。そして、トリマーを目指すことを決意しました。
トリマーを目指すために、ケンネルスクールの「総合制」を選んだ理由。
城田さんは、トリマーになるために、トリマーとして必要なこと全てをしっかり学ぼうと思いました。学校で学び卒業をした、その先の目標として雇われるのではなく、自分のお店を持ちたいという思いがあるので、小手先だけの技術や知識を学ぶのではなく、開業を目指せるくらいの技術と知識を学びたいと思いました。
そのためには、トリマーとしての技術と知識を付けることは当たり前。犬に関することは、トリマー目線からだけではなく、視野を広げ、幅広く学ぶ必要があります。また、トリミング技術の面でも、自分は手先が器用ではないと思うので、人より多く練習がしたいと思いました。
自分がトリマーとしてお店に立った時に、お客様から信頼して頂けるように、「犬のプロ」としての、知識の引き出しが増やせるようにしたい。そんな自分の意向に合うコースが、ケンネルスクールの「総合制」でした。
総合制のコースでは、トリミング技術以外の「犬のプロ」としての知識を多く、実践を交え学びます。ドッグトレーニングやドッグサロン開業についての専門知識など、全部で48講座がカリキュラムに組み込まれています。
城田さんは、1年間じっくりと学ぶことで、自分の強みになるものを増やそうと思い、総合科で入学をしました。
卒業後、就職や自分のお店を持った時に、活かせる授業内容。
総合制のカリキュラムには「店舗学」という授業があります。店舗学の講義は、実践に基づいた内容になっていて、どれも興味津々です。その授業の時に先生から「自分のお店は、どんなお店にしたいですか?」と聞かれました。
城田さん「日本犬などの、カットが必要ではない犬種を飼っているお客様たちにも、気軽に来れるようなお店にしたい。被毛が伸びる犬種はトリミングサロンに行くのは当たり前のことのように思えますが、カットをしない犬種も、お手入れが必要ということを伝えていけるようなお店にしたい。」という思いがあります。犬と飼い主様が快適にHAPPYに生活できるように、人と犬の気持ちに寄り添った、暖か味のある素敵なお店になりそうですね。
また、総合制コースには、店舗実習があり、実際に現場の流れを研修することで、生き物を扱うという緊張感を感じ、卒業後に向けて、新たに気持ちが引き締まります。