意外なきっかけでトリマーに決めた猫好きさんの奮闘
介護士→営業事務→今
今回は、現在集中制ドッグビジネス8ヶ月コースに通う須貝さんをご紹介します。
須貝さんがトリマーを目指そうと思った決め手は、意外なものでした。
須貝さんは、元々は手に職をつけて、一生の仕事としてやっていけるだろうと考え、介護士の職に就きました。でも働いてみると、自分の想像していた仕事と違い転職。
転職先は、やはり、手に職を考えてITも考えましたが、友達の紹介もあり、営業事務として就職されました。
しかし働いている中で、今の仕事をずっと生涯やっていくことに疑問を覚え、やはり好きなことを仕事にしたいと考えました。
音楽や漫画も好きだけど、それを仕事にしてしまうとプライベートの息抜きがなくなってしまう。次の仕事として考えたのが動物関係の仕事でした。
最初は看護を考えていましたが、そんな中、思いがけない出来事がありました。
同じ大学の友人がトリマーをしており、ケンネルスクールの卒業生だったんです。
友人の話を聞くうちに、トリマーに魅力を感じ目指すことに決めました。
当スクールに決めた理由は、最短6ヶ月で資格を取れること、そして何より、友人が通っていたスクールだからです。
犬がわからない という壁
須貝さんは、犬よりも猫に馴染みがありました。
ですので、犬に対する接し方に不安があるそうです。
犬は苦手なことや怖いことがあると動いたり、唸ったりします。
何が嫌なのか、なぜ嫌なのかは、犬によって違います。それを見極めて対処するのは、最初はなかなか難しいです。
ですが、心配することはありません。
ケンネルスクールには、人生で一度も犬に触ったことがない方も入学され、無事卒業されています。
須貝さんはそんな状況のとき、まずは自分で理由を考え対応します。それでもだめなときは、先生を呼び、聞きます。答えあわせをするのです。
そうして積み重ねていくと、少しずつわかるようになってきました。
上手なトリマーになるには、多くの経験が必ず必要です。
なぜなら、犬は生き物、一頭一頭個性が違うからです。
須貝さんも、卒業までにたくさん経験して、壁を乗り越え、きっと今よりも自信を持ってトリミングできるようになるでしょう。
トリミングだけがトリマーの全てではない
卒業したら就職し、経営者のお父様の影響もあり、いずれは自分のお店を経営されたいそうです。
地域密着型のお店にして、愛犬のことでなにかあったときに、相談したい人としてまっさきに思い浮かぶ人になりたい。
そのためには、もちろん技術力や、知識、対話力を磨かなければいけません。
講義では、飼い主さんとのやりとりにもつながる講義もたくさんあります。
専門的な内容も多く、インプットに苦戦しているようですが、インプットできれば、これから須貝さんの大きな支えになります。
飼い主さんの様々な相談に乗れる、犬のスペシャリスト目指して、これからも頑張ってください。

