フリータイム卒業後、Wワークで奮闘中!
今回は2024年の夏にフリータイム制を卒業したNさんにお話を伺います。お仕事をしながらケンネルスクールに通っていたNさん。卒業後もそのスタイルは変えず、現在は元々のお仕事を続ける傍ら、月に2〜3回のペースでトリミングサロンでも働いています。
- ケンネルスクールに入ったきっかけはなんですか?
小さい頃から犬を飼っていて犬が大好きでした。テレビで愛玩動物飼養管理士の資格についてやっているのを観て興味を持ったので勢いで受けてみることに。その帰り道、ケンネルスクールの電柱看板を見つけたのが最初のきっかけです。「これは何だ?」と検索すると出て来たのはトリミングスクール。そのままホームページを見ていて、フリータイム制の存在を知り興味は加速しました。働きながら資格を取れるなら、私でも取れる!とこれまた勢いで説明会を受けました。
- 実際に入ってみてどうでしたか?
うちでは5歳と13歳の柴犬を飼っていますが、顔は洗わずの自己流スタイルでシャンプーをやっていたので、とにかく色々と衝撃を受けました。もっと簡単に資格を取れると思っていたのも事実です。蓋を開けてみれば、難しいことだらけで自己流のシャンプースタイルも間違えていたのだなと気付かされました。
特に難しいと思っていたのは爪切り、保定です。中々上達するのに時間がかかりましたが、先生から「犬を押さえ込もうとしている」と指摘を受け、確かに力で何とかしようとしている自分がいる!と気づきました。犬の気持ちをしっかり読み取って動くように心がけ、力を抜いて行うことができるようになりました。

むぎちゃんは元保護犬。テレビで保護犬活動を見て、次迎える子は保護犬と決めていたそうです。譲渡会にて出会い、その日のうちにトライアルを決め、後にお迎えしました。
- フリータイム制で良かった点は何ですか?
第一に最大のメリットは働きながら技術を学べる点です。そして、フリータイム制同士は結束が固く、仲良くなれると思っています。というのも、他のコースの方に比べて進度が遅く、来れる回数も限られている為、一回一回の間隔がどうしても開いてしまいます。技術や知識が薄れて来てしまう可能性はあるのですが、それをカバーする為にフリータイム制同士で先生から受けたアドバイスを共有することが多いのです。卒業後も情報交換やドッグショーへ一緒に行ったりなどと、交流は続いていてトリマー仲間が沢山できました。
- 来校の間隔が空いて、技術が不安になる点はどのようにカバーしていきましたか?
私は必ず他者からのアドバイスやその日に行ったこと、考えたことをメモするようにしていました。そして、毎回通学前にそれを見直して復習し、その日に気をつけること心掛けることを頭の中で整理しながら質の良い学びにするようにしていました。
Nさんの場合、一回一回を大切に無駄にしない心構えが技術向上に繋がったようですね。
- 月2回のWワークについて教えてください。
前からしているお仕事がメインなので、トリミングは少しだけ行っています。ただ、定年前には今の仕事を引退して、いずれはトリマーの仕事だけに切り替えていきたいと思っています。今の技術で大丈夫なのか不安になることもある為、技術を落とさないようback to schoolの制度も利用して日頃からトリミングする機会を作るよう頑張っています。
back to schoolとは卒業後に単発でトリミングの練習をすることができる卒業生限定のサポート制度です。その他にも卒業後の様々なサポートを行なっております。
これからも技術向上に向けて頑張ってください。Nさんありがとうございました!