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こんなときだからこそ、チャレンジしたい!

ノルウェイのスキー場

最近ではトリマーを目指す方の前職や経緯も様々です。元々はミュージシャンやモデルなど芸能関係の仕事をしていた方や、スポーツ選手の方もいます。その他にも、銀行や学校の先生をしていて、退職されて目指されている方もいます。

今回ご紹介するのは、1年半前までノルウェイに住んでいた、西村真喜子さんをご紹介します。

トリマーは今のような状況下でも必要な職業

西村さんは現在、集中制トリミング科8ヶ月に通われています。

旦那さんのお仕事の関係で北欧のノルウェイに住んでいましたが、1年半前、西村さんとお子さん2人は日本に帰ってくることになりました。

西村さんは、もちろん元々日本に住んでいたので、すぐに日本の生活に馴染みました。ですが、お子さんはすぐには難しかったようで、日本に馴染むために頑張っていました。そんなお子さんの姿を見て、西村さんは次第に、「自分も何かチャレンジして、頑張ってみたい。」と思い始めました。

西村さんは、日本に戻って2頭のダックスフンドを迎えたそうです。1頭目を迎えて、半年後に同じお母さんから赤ちゃんが生まれたので、1頭目の兄弟として引き取ることにしました。

現在世の中は、感染症の流行という未曾有の事態に見舞われています。そんな中でも、実はトリミングの仕事は有難いことに減っていません。むしろ新しく犬を迎えるご家庭も増え、忙しくなっているサロンもあるぐらいです。西村さんもワイヤーコート(針金状の硬い毛質)のダックスフンドを飼われていますが、この犬種はプラッキングという毛を抜く技法を用いてのトリミングが必要な犬種です。

出かけることが少なくなったこんな状況下でも、トリミングは、やはり自分では難しく、トリマーという仕事は 『必要な仕事』 だと西村さんは感じました。

元々トリマーという仕事のイメージは、若い子がやる仕事というイメージを西村さんは抱いていました。ですが、調べていくうちに当校のホームページを見て、社会人でも始めている人がたくさんいることを知り、自分にもできるんじゃないかと考えたそうです。

年齢層が非常に幅広いということも、当校の大きな特徴のひとつです。現在10代〜60代の方が、それぞれのペースで通われています。

毎回新しいこととの出会い、発見がある

実際にスクールに通ってみての感想は・・・

西村さん「思っていた以上に難しいです。ハサミや道具の使い方だけでなく、わんちゃんの扱い方も難しいです。」

トリマーという職業は、いろんな犬種、いろんな性格のわんちゃんがいるので、その子その子に合わせた対応をしなければなりません。そういった部分は、確かにトリマーの難しさのひとつです。相手は動物ですので、もちろん言葉は通じません。その子が今どう感じているのか、こちらが考えて、察してあげる必要があります。

通っていて今楽しいことも聞いてみました。

西村さん「もちろん犬が好きなので、犬に癒されることと、同じことは2度とないので、毎回毎回することが違うことが楽しいです。」

その日によって担当する犬も変われば、その日の犬の状態も毎回同じということはありません。そのことが、西村さんは毎回新鮮で楽しく感じるそうです。

生き物を扱う仕事ですので、もちろん責任が伴います。だからこそ、毎回その子の健康状態を見て、その子に合うトリミングをして、そして綺麗にして飼い主さんに喜んでもらう、そのことが嬉しい職業なんです。

北欧をイメージした店内で・・・

「今はその日その日で担当になった目の前の1頭に向き合うことに必死です。でも将来的には、飼い主さんの要望もしっかり聞いてあげて、それを実現できる技術を身につけて、いずれは自分のお店を持ちたいです。」と、西村さんは笑顔でお話してくださいました。

西村さんに「ご自身はどんな性格ですか?」と聞くと、「じっとしてられない。社交的。人と喋るのが好き。好奇心旺盛。フットワークが軽い。」と答えてくれました。また人に良いものを紹介したり、だれかとだれかを繋げるのも好きだそうです。

聞いた性格すべてが、西村さんの将来のサロンに必ず生きてくると思います。

田舎に移り住んで、北欧のイメージのサロンを作りたいと西村さん。お客さんとおしゃべりしながら、おしゃれな店内で、楽しくトリマーをされる姿が目に浮かびます。そしてサロンの中だけでなく、地域の人とも繋がって、地域の人に愛されるサロンになりそうですね。その日を楽しみにしています。

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