きみたちも、きっと気づいていると思うけど、
ついに私も念願のトリマーになった。
今はまだ最初の研修期間中。タオルやペットシーツの洗濯をしたり、
お客さまのワンちゃんをシャンプーしたり、乾かしたり、
爪切りをしたり、ブラッシングしたり、
先輩たちがカットする前の準備を担当してる。
働き始めて気づいたのは、カットの前の、
この準備は、とても大切だということ。
たとえばプードルは毛玉をきれいに取り除いておくことが
カットの仕上がりも左右する。シャンプーのときは、
皮膚の汚れからちゃんと落とすこと。なるべく毛をほぐすようにしておいて、
乾かした後には毛玉がない状態にしておくこと。
そうすると切りやすくなって、ワンちゃんにも負担がなく、仕上がりも美しくなる。
この準備を確実にするのが、私の今の課題。
お店に来たときはけっこう毛が汚れてる子もいる。
白い子は特に汚れも目立つので「いっぱいお散歩して遊んできたんだね」と
言いながら、丁寧にシャンプーしてきれいにしてあげる。
お迎えに来た飼い主さんに「わあ、きれいになったね!」と言われて、
ワンちゃんがすごく嬉しそうにするのを見るのが、私は好き。
飼い主さんとウキウキして帰っていく子たちを
「またたくさん遊んでおいで」と見送るとき、
私はとても充実した気持ちになる。
でも大事な命をお預かりする緊張感もあって、
まだ肩に力が入っているみたいで、仕事が終わるとへとへとな日もある。
医療事務の仕事からの転職で、スタートは若い子たちに比べたら遅いし、
器用じゃないから私は人の二倍、三倍努力しないと、
と、気持ちが焦るときもある。
だから、リン、イヴ、トワ。
家に帰って、きみたちと過ごす時間は、私にとって大事なリセットの時間。
しっかり者のお姉ちゃんポメラニアンのリン、
体は大きいけれど、ちょっと気が弱い末っ子レトリーバーのトワ、
リンとトワがケンカしそうになると間に入って、
トワを叱っていさめてくれるパピヨンのイヴ。
いつも帰りを待っていてくれてありがとう。
そしてもう一頭、私が最初に飼って、
でも上手に飼えなくて、誤飲で亡くしてしまった
ミニチュアピンシャーのコックス。
きみが、犬という生き物をもっと深く知りたい、
トリマーになりたいと、私が思ったきっかけ。
今もきみは、私のお守り。
もっと技術を高めて、一人前のトリマーになる。
もっと犬たちに安心してもらえるトリマーになる。
飼い主さんに寄り添えるトリマーになる。
自分のお店を出すことが目標。
きみたちの存在を胸に、明日も頑張るからね。
きみたちも、
きっと気づいていると思うけど、
ついに私も念願のトリマーになった。
今はまだ最初の研修期間中。
タオルやペットシーツの洗濯をしたり、
お客さまのワンちゃんを
シャンプーしたり、乾かしたり、
爪切りをしたり、
ブラッシングしたり、
先輩たちがカットする前の準備を
担当してる。
働き始めて気づいたのは、
カットの前の、
この準備は、
とても大切だということ。
たとえばプードルは
毛玉をきれいに取り除いておくことが
カットの仕上がりも左右する。
シャンプーのときは、
皮膚の汚れからちゃんと落とすこと。
なるべく毛をほぐすようにしておいて、
乾かした後には
毛玉がない状態にしておくこと。
そうすると切りやすくなって、
ワンちゃんにも負担がなく、
仕上がりも美しくなる。
この準備を確実にするのが、
私の今の課題。
お店に来たときは
けっこう毛が汚れてる子もいる。
白い子は特に汚れも目立つので
「いっぱいお散歩して遊んできたんだね」
と言いながら、
丁寧にシャンプーしてきれいにしてあげる。
お迎えに来た飼い主さんに
「わあ、きれいになったね!」
と言われて、
ワンちゃんがすごく嬉しそうにするのを見るのが、
私は好き。
飼い主さんとウキウキして
帰っていく子たちを
「またたくさん遊んでおいで」
と見送るとき、
私はとても充実した気持ちになる。
でも大事な命を
お預かりする緊張感もあって、
まだ肩に力が入っているみたいで、
仕事が終わるとへとへとな日もある。
医療事務の仕事からの転職で、
スタートは若い子たちに比べたら遅いし、
器用じゃないから
私は人の二倍、三倍努力しないと、
と、気持ちが焦るときもある。
だから、リン、イヴ、トワ。
家に帰って、
きみたちと過ごす時間は、
私にとって大事なリセットの時間。
しっかり者の
お姉ちゃんポメラニアンのリン、
体は大きいけれど、
ちょっと気が弱い
末っ子レトリーバーのトワ、
リンとトワがケンカしそうになると
間に入って、
トワを叱っていさめてくれる
パピヨンのイヴ。
いつも帰りを待っていてくれて
ありがとう。
そしてもう一頭、
私が最初に飼って、
でも上手に飼えなくて、
誤飲で亡くしてしまった
ミニチュアピンシャーのコックス。
きみが、犬という生き物を
もっと深く知りたい、
トリマーになりたいと、
私が思ったきっかけ。
今もきみは、私のお守り。
もっと技術を高めて、
一人前のトリマーになる。
もっと犬たちに安心してもらえる
トリマーになる。
飼い主さんに寄り添えるトリマーになる。
自分のお店を出すことが目標。
きみたちの存在を胸に、明日も頑張るからね。
挑戦する私を見守ってくれる
そらへ
自分らしい生き方に
導いてくれたココへ