トリマーになりたいけど不安がいっぱい。そもそもトリマーってなに?
トリマーはいつ頃から誕生した仕事?
16世紀のフランスでは、貴族の間で抱いて歩ける犬の流行がありました。
そこで注目されていたのが、プードル。しかし、大型のサイズだと貴婦人が連れ回すことができないために、小型化をすることに尽力をし誕生したのがトイプードル。
この犬種改良によりフランス国内に留まらず世界中に人気になり、その人気は現在にまで至ります。
フランス貴族では、プードルや長毛種の犬種をペットとして飼うことが多かったこともあり、特にプードル種の場合、定期的なお手入れは欠かせません。もともとは鴨猟の猟犬で泳いでいくために抵抗を減らすスタイルでしたが、ペットとして飼われることが多くなったときには、きれいに動きやすい状態や可愛くする為にトリミング(グルーミング)をするようになりました。
その頃に、必要とされた犬種が多くなったこともあり、トリミングの必要性が高まり、専門的技術をもった人が世の中に出てきたのだと思います。
トリマーのやりがい
なにより[接客業]だということです。
お店にご来店する人がいて
お買い物をする人がいる。
トリミングを依頼する人がいる。
ホテルを利用する人がいる。
それで、お客様からお話を受けてお仕事をします。
また、飼い方や日々の悩みをお話しする人がいる。
いろいろな場面で人とお話しする機会がありますし、
預かった犬ともお話しをしながらコミュニケーションを作っていきます。
お客様の理想に沿うトリミングができることは、お客様との会話をしっかりしているから達成ができます。
その作品を自信をもってお客様にお渡しした時に、「ありがとう」と一言いただけるときが本当にやってて良かったと思いますね。
これを繰り返して、犬のために、飼い主さんのために、そして自分自信が好きなことをやれていることにやりがいが生まれてきます。
本当に楽しいです。
人と話すことが得意ではない人でも、好きな犬のことを話す機会が増えれば、自然と言葉も出てきて会話も生まれてきます。
自分自信の性格が変化した方もいるほど、犬たちが持っているパワーは計り知れませんね。
トリマーとしての能力ってなに?
創造性が一番だと思います。
もちろん技術もそうですが、鍛錬によって備わってくることもあるので、まずは創造性を重視したほうがいいですね。
お客様とのカウンセリングの場面では、カットのデザインについてお話しをしている最中にイメージが湧くようになります。
頭に描いた結果、お話しがスムーズにいき、お互いの共有に繋がります。
また、トリミングを行っているときにも、最終のカタチがイメージしていないと、作品作りがスムーズにいきません。
スクールでは、飼い主様のオーダーに沿う形で1頭完全仕上げを目指しています。この時間を費やすことによって就職した時でも感覚は同じになります。
生徒さんの日常では、これが癖になって暇があれば、いろいろな犬のカットデザインをSNSでみてしまうって言う人が多くなったようです。
トリマーを考えているけど・・・ここが不安
トリマーに向いている人の特徴は?
どんな人がトリマー向きですか?
器用・不器用関係ありますか?
トリマーをやってみたいけど不安になっていて考えているけどどうしようと迷われている方からよく聞かれることがあります。
トリマーに向いている人はズバリ!「犬を大切にできる人。」
もちろん犬が好きなことも条件ですが、何より命がありますから大切にできないとだめですね。
その思いがあれば、犬からも好かれるトリマーになることは間違いありませんし、
そのトリマーさんに行くのが楽しそうになっている姿を見ると飼い主様からも好かれるトリマーになります。
就職しても開業しても、いろいろな方から好かれるトリマーさんは長く続けられるはずです。
トリマーを目指しているけどもちろん皆様不安はあります。説明会で解消しましょう