Voice
卒業生・在校生の声

フリータイム制卒業後、
すぐに先輩のお店へ。
働きながらさらに技術を修得。
「働きながらあらためて先輩から教わっています」
ケンネルスクール東京校を2020年に卒業し、先輩卒業生の下谷世津子さんが経営する「Dog salon ChocoNuts」でアルバイトをしているのが牧野江理子さんです。週に2回はお店に入り、2年間を過ごしてきたとのこと。同じスクールの先輩のお店で働くというのは、どのような感覚なのかお聞きしました。
「卒業してすぐにここで働かせてもらってがむしゃらにやってきたので、あっという間に2年が経ったという感じです。私が入る曜日に来られるお客さまは私のことも覚えてくださって、いろんなお話をさせていただくようになっています。オーナーの下谷さんはスクールにも教えに来てくださっていたので、私のことも知ってくださっていたし、学校でどういうふうに学んできたかも全部ご存知なので、すごく働きやすくてありがたかったです。トリマーとして働くということ、お店の運営の仕方をあらためて働きながら教わっています。下谷さんと一緒に働いていると、犬を第一に考える姿勢が伝わってきます。ドッグファーストの姿勢が染み込んでいる人。もうこのお店がなかったら今の私はありません」。

「スクールに入ったのは47歳のときでした」
トリマーになる前、牧野さんは保険会社と小児がんの子どもたちを支援するNPO団体の事務局のお仕事をされていたとのこと。トリマーになろうと思われたのはどうしてだったのでしょうか。「自分の家にもヨークシャテリアのワンコがいるんですが、引っ越しをしたら近くにあまり行きたいサロンがなかったことが最初のきっかけです。仕事の面でも自分の手に職をつけたいと思うようになっていて、それが合致して、トリマーになることを思い立ちました」。47歳のとき、ケンネルスクールに通い始めた牧野さん。働きながらフリータイム制でお休みの日に通い、約1年かけて卒業されました。「学校のある日はいつも楽しくて、あっという間に時間が過ぎていく感じでした。先生方はフレンドリーに接してくださって、聞きたいことがあるときはいつでも答えてくださるし、生徒同士も年齢に関係なくみんな仲良くて、すごく楽しい学校でした」。

「チャンスは自分でつかんでいかないと」
ケンネルスクールで1年間学び、さらに「Dog salon ChocoNuts」での2年間の実践で技術を高めてきた牧野さんですが、いよいよ自分のお店を開業することを決意されたとのこと。「いつからやろうと決めていたわけではなかったんですが、ちょうど住んでいる近所にいい場所が見つかって、近所の知り合いからもやってみたらと勧められて、それならやってみようかなと。ワンちゃんにとってサロンって一生必要なものだし、近所の子たちを見守っていけるようなサロンにできたらいいなと思っています。まずは一歩踏み出さないと何も始まらない。迷って止まっている時間があるなら、進んでみて失敗して考えればいい。チャンスは自分でつかんでいかないと、と思っています」。牧野さんの挑戦を下谷さんも応援してくださっているとのこと。スクールを卒業しても、就職しても、お店を開業しても、ケンネルスクールで一緒に学んだつながりはトリマー人生の支えになっていきます。ケンネルスクールも応援しています。
(取材後、牧野さんは南池袋に「Dog Salon alba(ドッグサロン アルバ)」をオープンされました!)
Profile
Dog salon ChocoNuts 勤務を経て、Dog Salon alba(ドッグサロン アルバ)を開業。
https://alba-dog.com